応募が集まる求人広告の書き方|テンプレ&NG例付き

「求人を出しても応募が来ない」「どう書けば魅力が伝わるのか分からない」…そんな悩みを抱える採用担当者へ。

本記事では、応募が集まる求人広告の書き方を、実際の例文やテンプレート、注意すべき法律まで分かりやすく解説します。

求人広告作成前に知っておくべき基本ステップ

求人広告を作成する前に、必ず押さえておくべき基本ステップがあります。

多くの採用担当者が「求人広告の書き方」に悩むのは、実は事前準備が不足しているケースがほとんどです。

 特に「誰に」「何を」「どう伝えるか」という広告の3原則を無視して原稿を作成してしまうと、どれほど手間をかけても応募につながらない可能性が高くなります。

この章では、求人広告を作成する前に行うべき最初の2つのステップ「ターゲットの明確化」と「媒体選び」について解説します。

求人広告で最初にすべきは「ターゲットの明確化」

求人広告を書くうえで、最初に必ず行うべき作業が「ターゲットを明確にする」ことです。

なぜなら、ターゲットが曖昧なまま広告を書き始めると、誰にも刺さらない内容になってしまい、応募者の質も量も確保できなくなるからです。

例えば、「パートスタッフを募集したい」という場合でも、下記のように具体的に人物像を描いておく必要があります。

【ターゲット像の明確化】

属性 内容
年齢層 30〜40代の女性
ライフスタイル 小学生の子どもがいる主婦、扶養内で働きたい
働ける時間帯 平日10:00〜15:00の間
希望条件 シフトの融通がきく、未経験でもできる仕事

 このように、具体的な1人の人物を想定して広告を作成することで、「この仕事、私にぴったりかも」と思ってもらえる可能性がぐっと高まります。

 また、ターゲットを明確にすることで、「どんなキーワードを使うべきか」「何を魅力として訴求するか」など、原稿全体の方向性が自然と決まってくるのです。

媒体選びで失敗しないためのポイント

ターゲットを定めたら、次に重要なのが「掲載媒体の選定」です。

いくら魅力的な原稿を書いても、掲載先がターゲットとマッチしていなければ応募は集まりません。

 例えば、若年層を採用したいのにシニア向けの求人媒体を使っていたり、主婦層を狙っているのに平日の夜しか見られない求人アプリに掲載していたりすると、ミスマッチが起こるだけでなく、広告費の無駄にもなりかねません。

 ここでは、主な求人媒体の特徴を【表】でまとめました。

【求人媒体の種類と特徴】

媒体種類 特徴・おすすめのターゲット
求人サイト 幅広い年齢層。検索条件で絞り込み可能
求人情報誌 地域密着。紙媒体に強い高齢層などに有効
チラシ 高齢者層やネットを使わない層に効果的
SNS広告 若年層や主婦層にピンポイントでリーチ可能
ハローワーク 無料で掲載可能。地元志向の求職者が多い
自社ホームページ ブランディングと応募動線の強化に有効

 媒体選びのポイントは以下の3つです。

  • ターゲットが普段使っている情報源を把握すること
  • 掲載コストと効果のバランスを見極めること
  • 複数媒体を使って効果検証を行うこと

特に予算に限りがある場合は、「しゅふJOB」や「ハローワーク」など無料〜低コストで掲載できる求人媒体の活用が効果的です。

また、SNSを活用すれば広告費をかけずに自社の魅力を伝えられる可能性もあるため、目的に応じて組み合わせて使うことが重要です。

応募が集まる求人広告の書き方【例文付き】

「せっかく求人広告を出しても、なかなか応募が来ない……」そんな悩みを抱えている採用担当者の方は多いのではないでしょうか。

実は、求人広告の「書き方」ひとつで応募数は大きく変わります。

 適切な構成、伝わりやすい表現、そして正確な情報が盛り込まれているかどうかが、応募者の行動を左右します。

 この章では、実際の例文を交えながら、タイトル・キャッチコピー、職種名・仕事内容・給与、求める人物像の書き方を丁寧に解説します。

タイトル・キャッチコピーの作り方とNG例

求人広告の中でももっとも注目されるパートが「タイトル」と「キャッチコピー」です。

 多くの求職者は、検索結果に表示されるタイトルを見てその求人に興味があるかどうかを判断します。

そのため、タイトルで「興味を引くこと」=応募につながる第一歩になります。

 【良いタイトルの条件】

  • 30〜40文字程度で完結
  • 募集職種や魅力が一目で分かる
  • 読み手の不安を解消する要素がある

【良い例】

  • 《未経験歓迎》週3日〜OK!家庭と両立しやすい一般事務スタッフ募集
  • 土日祝休み&在宅あり|データ入力中心の簡単事務【主婦活躍中】

これらの例では、働く条件・職種・ターゲット層への訴求がバランスよく含まれています。

一方で、NG例も見てみましょう。

【NG例】

  • 一般事務募集
  • 事務の仕事があります!詳細は面接で!

このような抽象的で情報が乏しいタイトルは、他の求人に埋もれてしまいます。

 

特に、「詳細は面接で」といった表現は、求職者の不安を煽るだけで、信頼性を下げる要因にもなり得ます。

キャッチコピーについても同様に、以下のような工夫が効果的です。

 

【キャッチコピー作成のコツ】

  • 「誰に向けて」書くかを明確にする
  • メリット+安心感をセットで訴求する
  • 数字やエピソードで説得力を持たせる

【例】

  • 子育て中の方も活躍中!「急な発熱でも柔軟にシフト調整できます」
  • 経験ゼロからでも安心!丁寧な研修ありで一人前に成長できます◎

タイトルとキャッチコピーは求人の「顔」です。

採用ターゲットを意識した言葉選びが、応募率アップの鍵を握っています。

職種名・仕事内容・給与の具体的な書き方例

求職者が求人広告で最も注目する情報のひとつが、「何の仕事なのか」という点です。 

つまり、「職種名」と「仕事内容」、「給与・待遇」の記載は求人広告の要とも言える部分です。

ここでは、それぞれの書き方のポイントを解説します。 

職種名の書き方

具体的かつイメージしやすい表現を使いましょう。

【良い例】

  • ECサイトの受発注業務・問い合わせ対応スタッフ
  • 施設内の清掃・ベッドメイク業務(午前のみ勤務OK)

【NG例】

  • 事務員
  • 軽作業スタッフ募集

仕事内容や働く場面が想像できない職種名は避けるべきです。

仕事内容の書き方

仕事内容は「できるだけ具体的」に、かつ「未経験者でも理解できる表現」で記載します。

 【例】

  • 電話・メールでの顧客対応、受発注データの入力、出荷処理(マニュアルあり)
  • ホテル客室内のベッドメイク・掃除機かけ・備品の補充(1日10室前後)

具体的な業務内容+作業量の目安があると、応募前の不安を軽減できます。

給与・待遇の書き方

給与や待遇は、応募を判断する最大の要素です。

明確な金額、手当の有無、休暇制度なども併せて記載しましょう。

【例】

  • 【時給】1,200円〜(交通費全額支給)※昇給あり
  • 【休日】完全週休2日(土日祝)、年末年始・有給休暇あり
  • 【福利厚生】社会保険完備・社員割引・産休育休制度あり

曖昧な表現を避け、安心して応募できる環境が整っていることを伝えるのがポイントです。

「求める人物像」の書き方で応募者の質が変わる

求人広告では、「どんな人に来てほしいか」を明確に伝えることで、ミスマッチのない採用が可能になります。

それが「求める人物像」の記載です。 

ここを具体的に書くかどうかで、応募者の質が大きく変わります。

【人物像の書き方ポイント】

  • 性格・志向・経験・スキルのバランスを意識する
  • 「こんな人は歓迎」より「こんな人なら活躍できる」を意識する
  • 定量的・定性的な表現を組み合わせる

【良い例】

  • コミュニケーションを大切にできる方
  • Excelの基本操作(関数入力など)が可能な方
  • 子育てと両立しながら長く働きたい主婦の方も活躍中!

一方で、避けるべき表現は以下のとおりです。

【NG例】

  • 明るくて元気な方
  • 若い方歓迎
  • ベテラン不可

このような表現は、差別的な印象を与える恐れや、法律違反に接触するリスクがあります。

また、ただ「歓迎」とするのではなく、「このような経験があれば即戦力」といったポジティブな理由づけを加えると説得力が増します。

【具体例:人物像の記載文】

当社では、チームワークを大切にしながら働ける方を歓迎します。

接客経験や電話対応の経験がある方は、すぐにご活躍いただけます。

主婦(夫)やブランクのある方も、研修体制が整っているので安心してスタートできます。

このように書くことで、「自分に合っていそう」と応募者が感じやすくなる構成になります。

求人広告の効果を高める5つのテクニック

「求人広告を出しているのに反応が薄い」「閲覧数はあるのに応募につながらない」-そんな悩みを抱えていませんか? 

実は、求人広告にはちょっとした工夫で効果を劇的に高める方法がいくつもあります。

ここでは、採用活動を成功させるために押さえておきたい5つの具体的なテクニックの中から、特に重要な「構成」と「ビジュアル表現」について詳しく解説します。

ポイントを押さえた求人原稿は、閲覧率や応募率の向上に直結しますので、ぜひ実践してみてください。

情報の詰め込み過ぎを防ぐ構成術

求人広告では、「伝えたいことが多すぎて何から書けばよいか分からない」という状況になりがちです。 

しかし、あれもこれもと詰め込んだ広告は、かえって読まれにくくなるという落とし穴があります。

読みにくい求人広告は、求職者にとってストレスを感じる原因になります。

そのため、情報を整理し、必要な要素だけを分かりやすく伝える構成が求められます。

【求人広告の基本構成(おすすめ順)】

セクション 内容例
タイトル・キャッチ 「未経験OK」「週3日〜」などの訴求ワードを含める
職種名 誰でもわかる具体的な名称で(例:一般事務スタッフ)
仕事内容 箇条書き+具体的な作業内容を明記する
勤務地・時間 駅からの距離やシフト時間など詳細を記載する
給与・待遇 支給条件・手当・昇給制度・福利厚生を明記する
応募資格・人物像 求めるスキルや経験、歓迎する人材像を記載する
応募方法・連絡先 応募の流れや問い合わせ方法を明示する

このように構成を整理し、情報を段階的に提供することで、求職者は「読みやすい」「分かりやすい」と感じやすくなります。

また、以下のような箇条書きの活用も有効です。 

【例:仕事内容の記載方法(悪い例と良い例)】

× 悪い例:
「接客と清掃をお願いします。その他に必要な作業もあります。」

◎ 良い例:

  • 来店されたお客様のご案内
  • テーブルの片付け・清掃
  • 簡単なレジ業務(マニュアルあり) 

このように視認性を高める工夫をすることで、読み手の印象を大きく左右できます。

「伝える」よりも「伝わる」広告づくりが大切だということを意識しましょう。

写真・動画の活用で応募率アップ

求人広告の効果をさらに高めたいなら、ビジュアルコンテンツの活用は欠かせません。

特に現代の求職者は、「どんな職場かがイメージできないと応募に踏み切れない」と感じている人が多数派です。

文字だけでは伝えきれない「職場の雰囲気」や「仕事のリアル」を、写真や動画が補完してくれるのです。

【写真を掲載するメリット】

  • 職場の様子が伝わりやすい
  • スタッフの表情から雰囲気が分かる
  • 「ここで働きたい」という共感を得やすい

【例:効果的な写真の種類】

写真の種類 掲載の効果
スタッフの集合写真 チームワーク・人間関係の良さをアピール
作業中の様子 業務の流れが可視化され、仕事内容が分かりやすい
オフィスや店舗の風景 職場の清潔感や雰囲気を伝える

 加えて、動画の活用も近年注目されています。

特に若年層に対しては、SNS感覚で動画コンテンツをチェックする傾向があるため、動画付き求人は閲覧時間も長くなり、応募意欲を高めやすくなります。

【動画で伝える内容の一例】

  • 1日の業務の流れ
  • 働くスタッフのインタビュー
  • 職場の紹介ツアー

これらはスマートフォン1台でも撮影可能です。

過度にプロ仕様でなくても、「リアルな職場の雰囲気」が伝われば十分効果的です。

なお、掲載する際には明るく、清潔感のある画像を選び、写真の解像度にも注意するようにしましょう。 

画質の悪い写真は、逆に職場の印象をマイナスにしてしまうリスクがあります。

【要注意】求人広告に関わる法律とNG表現

求人広告を作成する際には、法的なルールを正しく理解し守ることが不可欠です。

たとえ悪意がなかったとしても、不適切な表現や誤解を招く記載があると、トラブルや信用失墜につながる可能性があります。

また、違法な表記は行政指導の対象にもなりかねないため、事前にしっかりと確認しておく必要があります。

 ここでは、特に注意が必要な「性別・年齢・国籍」などの差別的表現と、守るべき労働関係法令の基本について詳しく解説します。

書いてはいけない「性別・年齢・国籍」の記載例

求人広告では、特定の個人属性に基づいた制限を記載することは、法律により原則として禁止されています。

特に注意が必要なのが、「性別」「年齢」「国籍」に関する表現です。

これらは意図しない差別や不利益扱いと見なされる恐れがあるため、慎重に取り扱う必要があります。 

【NG表現と適切な表現の対比表】

NG表現 理由 改善例
「女性限定」「男性歓迎」 男女雇用機会均等法に違反 「女性活躍中」「男性社員も在籍」など事実ベースの記載にする
「20代限定」「35歳以下」 雇用対策法により年齢制限は原則禁止 「若手社員が活躍中」「第二新卒歓迎」などの表現に置き換える
「外国人不可」「日本人限定」 国籍による制限は人種差別的とされる可能性 業務に支障がある場合は「日本語での読み書きが必要」などと記載

これらの表現は、たとえ便宜的であっても掲載しないことが原則です。

また、求人広告における「○○さん歓迎」といった記述も、場合によっては性別や年齢を暗に限定していると捉えられることがあります。

 【やりがちな表現と注意点】

  • 「主婦歓迎」→ 性別を限定しているように見える(→「家庭と両立しやすい職場です」などに変更)
  • 「若くて元気な方」→ 年齢・性格を限定する可能性(→「明るく対応できる方」などへ修正)
  • 「新卒のみ」→ キャリア形成の観点で条件提示が必要(→「若年層の育成を目的としています」と明示)

表現ひとつで意図せず法令違反になるリスクがあるため、原稿を作成する際は、「誰かを排除していないか?」という視点で見直すことが大切です。

労働基準法・職業安定法などの基礎知識

求人広告を作成するうえで知っておきたいのが、労働関連法令の基本ルールです。

これらの法律は、求職者の権利を守り、労働環境を健全に保つために定められています。

知らずに違反してしまうと、企業の信用低下だけでなく罰則や是正命令の対象になることもあるため、正確な知識が必要です。

【主な関連法令とポイント】

法律名 主な内容 求人広告における注意点
労働基準法 労働条件の最低基準(労働時間、休憩、賃金など) 実際の就労条件と異なる記載はNG。曖昧な表現も避けるべき。
職業安定法 労働者募集の公正性、差別的表現の禁止など 給与、契約期間、労働時間、就業場所など最低限の明示義務あり
男女雇用機会均等法 採用・昇進などあらゆる雇用過程における性別差別の禁止 性別に関する記載は極力避け、「活躍中」など事実ベースで記載
雇用対策法 年齢制限の原則禁止 年齢を限定した表記は原則NG。ただし法令で定める例外は除く
最低賃金法 地域・業種ごとの最低賃金を定める 求人に記載する給与が最低賃金を下回らないよう確認が必要
著作権法 著作物の無断転載や転用の禁止 他社サイトの求人原稿や画像を無断で使用するのはNG

特に重要なのが、「明示すべき労働条件」の項目です。

求人広告では、下記の情報を最低限記載することが法律で義務付けられています。 

【求人広告に記載すべき最低限の情報(例)】

  • 業務内容(職種や具体的な作業)
  • 雇用形態(正社員、契約社員など)
  • 就業場所
  • 就業時間・休憩・休日
  • 賃金(時給・月給・手当など)
  • 契約期間・試用期間
  • 加入保険
  • 募集者の氏名または名称
  • 受動喫煙対策の有無・内容

これらを省略したり、不正確な情報を記載したりすると、「虚偽記載」として法的責任を問われる可能性もあるため、注意が必要です。 

また、2022年以降の法改正により、労働条件明示の範囲はより厳格化しています。

最新の労働法規制は厚生労働省の公式サイトなどで定期的にチェックするようにしましょう。

今すぐ使える!求人広告テンプレート&チェックリスト

求人広告を初めて作成する担当者や、なかなか応募が集まらないと悩む企業にとって、すぐに使えるフォーマットやチェックリストは心強い味方です。

ここでは、業種別に使いやすい職種別テンプレートと、掲載前に必ず確認すべき13のチェック項目を紹介します。

誰が見ても分かりやすく、応募したくなるような求人広告を作成するための参考にしてください。

職種別テンプレート例(事務・販売・清掃など)

求人広告は、職種ごとに求められる情報や伝え方が異なるため、テンプレートの活用が非常に効果的です。

以下に代表的な3職種(事務・販売・清掃)の求人広告テンプレートをご紹介します。

それぞれの例文をベースに、自社の業務内容や条件に合わせてカスタマイズしてご活用ください。

【事務職向けテンプレート】

タイトル:\未経験OK/土日祝休み!データ入力中心の一般事務スタッフ 

職種:一般事務

仕事内容:

・書類のデータ入力

・電話・メール対応(テンプレートあり)

・ファイリングや簡単な文書作成

 

勤務地:東京都中央区〇〇ビル(〇〇駅徒歩5分)

勤務時間:9:00〜17:30(実働7.5時間/休憩60分) 

給与:時給1,300円〜+交通費支給(上限2万円/月)

 休日:完全週休2日制(土日祝)、夏季・年末年始休暇あり

応募資格:

・PCの基本操作ができる方(Word・Excel初級程度)

・未経験・ブランクOK!事務経験者歓迎

 待遇:

・社会保険完備

・正社員登用制度あり

・研修制度充実 

【販売職向けテンプレート】

タイトル:【週3日〜OK】駅チカアパレルショップでの接客・レジ対応 

職種:販売スタッフ(アパレル) 

仕事内容:

・店頭での接客、商品のご案内

・レジ・包装・商品陳列

・店舗の簡単な清掃や整理整頓

 勤務地:〇〇ファッションビル内(〇〇駅直結)

 勤務時間:シフト制(10:00〜20:00内で1日4時間〜OK)

 給与:時給1,200円〜(昇給あり)+交通費支給

 休日:シフト制/希望休相談可/週3日〜勤務OK

 応募資格:

・接客経験ある方歓迎(未経験もOK)

・ファッションが好きな方、人と話すことが好きな方

 待遇:

・社割あり

・交通費支給

・社員登用制度あり

 

【清掃職向けテンプレート】

タイトル:朝の時間を有効活用!オフィスビル内の簡単清掃スタッフ 

職種:清掃スタッフ

 仕事内容:

・オフィス内の掃除機がけ、ゴミ回収

・共用部(トイレ・廊下・階段など)の清掃

・洗面所・給湯室の備品補充など

 勤務地:大阪市北区〇〇オフィスビル(〇〇駅徒歩8分)

 勤務時間:6:30〜9:30(実働3時間)

 給与:時給1,150円〜+交通費全額支給

 休日:週4日〜OK(曜日応相談)

 応募資格:

・未経験歓迎/年齢・性別不問

・丁寧に作業ができる方

 待遇:

・制服貸与

・扶養内勤務OK

・Wワーク歓迎

 これらのテンプレートは、必要な情報を整理し、読み手が仕事を具体的にイメージできる構成になっています。

職種に応じて「何を一番伝えるべきか」を明確にして記載することが、応募数アップのコツです。

掲載前に確認すべき13項目チェックリスト

求人広告を掲載する前には、内容に誤りや抜け漏れがないかを必ずチェックすることが重要です。

法令違反を防ぐためにも、最低限明示しなければならない項目を確認しておきましょう。

以下のチェックリストは、厚生労働省が定める内容をもとに作成した13項目です。

【求人広告チェックリスト(13項目)】

No. 項目名 内容例・ポイント
1 業務内容 実際の仕事内容と職種が一致しているか
2 雇用形態 正社員・契約社員・アルバイトなど明記しているか
3 就業場所 実際の勤務先を都道府県・市区町村まで記載しているか
4 勤務時間 始業・終業時間、シフト制の場合はその旨を明記しているか
5 休憩時間 労働時間に応じた休憩時間を明記しているか
6 休日・休暇 完全週休2日、シフト制など、具体的に記載しているか
7 時間外労働 残業の有無と、ある場合は平均時間などを記載しているか
8 賃金(給与) 時給・月給、各種手当、賞与の有無、試用期間中の金額など
9 試用期間 有無と期間、試用中の待遇の違いを明記しているか
10 契約期間 有期契約の場合は期間と更新の有無を記載しているか
11 加入保険 雇用・労災・健康・厚生年金など該当する保険を記載しているか
12 受動喫煙対策 「敷地内禁煙」や「喫煙室あり」など明示しているか
13 募集者の氏名・名称 募集主の正式名称(会社名)を記載しているか

 このチェックリストに沿って原稿を見直すことで、法令違反やトラブルのリスクを未然に防ぐことが可能です。 

また、企業側の誠実さや信頼性も伝わり、応募者からの印象アップにもつながります。

求人広告は「採用活動の入り口」であり、会社の第一印象を左右する重要なツールです。

 

今回ご紹介したテンプレートやチェックリストを活用しながら、伝えるべき情報を過不足なく、かつ魅力的に表現できる原稿作成を心がけてください。

まとめ

求人広告は、単に情報を掲載するだけでは応募者の心に響きません。

 本記事で解説したように、「ターゲットの明確化」から始まり、「媒体選び」や「魅力的なコピー作成」、「法令遵守」まで、あらゆる視点から戦略的に設計することが応募数の増加に直結します。

 特に、実際のテンプレートやチェックリストを活用すれば、誰でも質の高い求人原稿を作成することが可能です。

「どの媒体に掲載するか迷っている」「思うように応募が来ない」といったお悩みをお持ちの企業さまは、ぜひ一度、プロにご相談ください。

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